ブログ… 「コーチはリーダーである。リーダーはコーチである」
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安心と変化のコミュニケーション…「インタビューを受ける」

山口チャプターでは12月に設立記念の特別なコーチングセミナーがあり、チャプターの会長の働きかけで、FM山口放送がラジオでコーチングについて放送することになり、そのスタジオからの電話インタビューを僕が受けることになった。

私はもともとコミュニケーションが苦手だからコーチングの勉強を始めたわけで、だから基本的には手紙でもメールでも、顔を合わせての対話でも電話でも、とにかく人と話すことにおいてはなんともぎこちなくこわばった対話しかできなかった人間だ。

相手の言葉にやたら過剰に反応しかえって不信感をもたれたり、あるいは相手の表情の変化を深読みして不安で次の言葉が出てこなかったりなどなど…

だからコーチングの勉強を始めたころ、「相手との境界線を2倍にする」という考え方を聞いて、これは僕には役にたつなと感じたものだった。

コミュニケーションは遠すぎても近すぎてもうまくいかない。遠すぎればそもそも気持ちや情報を共有できないし、近すぎれば相手と同一化してしまってその重さに押しつぶされてしまう。

特に家族とのコミュニケーションがうまくいかない時などは、おおよそこの「相手と自分の感情や感覚の同一化」が壁になってるんじゃないだろうか。結局、他者と自分の問題がごちゃごちゃと混ざりあうと自分が何をやっていいのかわからなくなる。

だからこそ「境界線」を適切な距離に保つことは、コーチングにとっても生きることにおいても大切なのだ。

ラジオのパーソナリティの新井道子さんのインタビューは、いつのまにか話のポイントを引き出されるコミュニケーションだった。僕自身はかなり緊張していたにも関わらず、伝える必要があることを自然に引き出してもらえる感じだったのだ…

多分彼女の「声」から伝わる、「境界線の距離」のせいだと感じた。コーチングで必要な距離の取り方が2倍だとすると、彼女の距離は「1.7倍」。ほどのよい関心を示しくれて、だからといって過剰な親しみに流れるわけでもない。

他人と「同一化」しやすい僕としては、学びになる表現の力だ。もしこれ以上距離が遠ければ、僕の緊張度は高まって、くどく同じ言葉を繰り返したりしたはず。また逆にもっと親近感を示されたら、その期待に応えたいという反射で話が速くなりすぎたはず。

質問のプロセスも、とても優れたものだった。コーチングの説明、その具体的な使い方や効果、そして12月の山口チャプターの特別セミナーの情報の紹介まで、コミュニケーションのエキスパーにふさわしい「ポイントを引き出す」強い流れのある質問だった。

「1.7倍の距離感」と「ポイントを引き出す質問」をコーチ以外のコーチ以上のコーチに受ける…僕が経験したのはそんな出来事だ。

それはそうと、僕はこのインタビューを職場で受けたのだが、実は「同一化」しやすい自分にブレーキをかけるために、インタビューの間、何名かのスタッフに「付き添って」もらっていた(笑)。

インタビュー中、「今僕がしゃべってることって大丈夫?」とスタッフの雰囲気を確認しながら、なんとかこの初めての体験を乗り越えた。

スタッフは僕と一緒に、あるいは僕以上に緊張をし体を固くしていた。その彼らの「同一化」もまた僕にとって嬉しい体験だった。

…研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2008-11-08 12:48 | 黒木さんのコーチング
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