ブログ… 「コーチはリーダーである。リーダーはコーチである」
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挨拶論 (2)

◆挨拶の温度

挨拶には温度がある。

特に今の日本では、場の雰囲気を精密に察してそれにあった温度の挨拶をしないといけない。元気すぎてもいけないし、暗すぎてもいけない。なれなれしすぎてもいけないし、よそよそしすぎてもいけない。自分をみせすぎてもいけないし、隠しすぎてもいけない…

そのあたりの温度を間違えると、「あ、この人はわからない人」というラベルを貼られて、ソフトに仲間はずれされてしまう。まあイジメとまではいかなくてもなんとなくお昼ご飯には誘われなくなったりする。ちょっと病理的だけどそんな雰囲気がある。

病理的ではあるが、それが今の日本のコミュニケーションの平均温度だと思う。だからこそコーチングなどの、コミュニケーションを市場の熱で調理しようというベクトルも生まれるし、それに対して需要が生まれるのだ。

その視点で興味深いのがセブンイレブンの挨拶だ。体温にしてみれば35.6度位?コンビニエンスストアの挨拶の温度は、健康診断的な基準から見れば微妙な低体温を示してる。いらっしゃいませやありがとうございました、おはしはいくつおいれしますかからレシートはご入り用ですかまで…

もちろん店ごとスタッフごとに挨拶の質は上下するが、その背景に流れる基調低音というか場の体温というか、そういうものが日本全国驚くほど共通している。いやそれどころか、僕は東南アジアに進出したセブンイレブンに入ってそこにも微妙な低体温があるのを感じてびっくりしたことがある。

セブンイレブンの挨拶が微妙な低体温になるのは、もちろん偶然ではない。それは経済成長を終えた日本の、新たな社会価値に適応するために、いい意味でも悪い意味でも大きく変容した日本のコミュニケーションのあり方を反映している。

…研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2009-02-02 10:32 | 黒木さんのコーチング
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