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挨拶論(22)

⑥の挨拶は「私はあなたがそこにいることを知ってますよ」を越えて、「私はあなたがそこにいることを認めてますよ」も越えて、承認の最上位に位置する言葉だ。

「私はあなたがそこにいてくれて嬉しい」…

残念ながら日常生活でこういう挨拶に遭うことはめったにない。恋愛関係や親子関係、あるいは強い信頼で結ばれた友人関係など、個人的な関係が深まった領域で生まれてくる声かけだから、道すがら会う人たちとこんな挨拶を交わせないのはムリなのは当然だろう。

むしろ日常生活でこんな挨拶を展開していると、身の回りに危険を呼び込む可能性があるとすら言える。目的なく声をかけたり挨拶してくる人間は、一応前提条件としてなんらかの商業行為を持って接してくる場合が多いので、挨拶ひとつが大きなコストにつながることもあるのだ。

だが実はこの⑥の挨拶を、利害関係を前提とせずに交わすことができる場所こそ、挨拶がその本来の力をもっとも発揮できる環境なのだ。

なぜなら挨拶は、その本質が「存在承認」にあり、「存在承認」とは相手の価値を言葉や態度で伝えることであり、人間はそんな言葉や態度を示してもらって初めて自分の生命に意義を感じられる存在だからだ。

繰り返しになるが、ごく個人的な関係をのぞき、なかなかそういう挨拶に出会うことは無い。

だからこそ…

だからこそ…私は相手の存在を嬉しく感じている挨拶で身の回りの環境を整えたいという欲求が強くなり、困難なこととは知りながらその実現に力を費やすことになる。

人は他人の承認をこころの食べ物にして生きる存在だ。私はいつも、いかにして自分の身の回りをこの食べもので満たすかを考えているように思う。

…研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2009-04-24 10:08 | 黒木さんのコーチング
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