ブログ… 「コーチはリーダーである。リーダーはコーチである」
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カテゴリ:黒木さんのコーチング( 137 )

小さなコーチングの大きなポイント…「簡潔に話す」 5

「簡潔に話す」ための二つ目のポイント、
「相手の言葉以外のメッセージを聞き取る」についてです。

言葉以外のメッセージとは
視線、表情、声、姿勢、ジェスチャーなどに代表される
非言語のメッセージのことで、「ノンバーバルメッセージ」という外語も
(バーバル=言語、ノンバーバル=非言語)カウンセリングや
コーチングあるいは心理学の世界では一般化しています。

この「ノンバーバルメッセージ」を聞き取れるかどうか…
そしてどの程度の正確さでそのメッセージを認識できるか…

相手の行動に変化を生みだす強力なコーチングを
駆使できるかどうかは、この「相手の言葉以外のメッセージを
聞き取る」能力の獲得が最初の目印になります。

なぜ「ノンバーバルメッセージ」の聞き取りがそんなに重要なのか…

それは人が発するメッセージの中では
ノンバーバルメッセージのの占めるパーセンテージが
実は思いのほか高く、それゆえコミュニケーションの質に
決定的な影響を与えるからです。

例えば
「楽しそうに話しているのに目だけ笑っていない」…
逆に「なにも話さないが、終始やわらかく微笑んでいる」…
あるいは「話し方が丁寧すぎてその裏に敵意が隠されているように感じる」
それと対照的に「言葉使いは乱暴だがなぜかその人の声を聞きたくなる」などなど…

日常生活で多々実体験するこの類の現象は
一筋縄ではいかないコミュニケーションの特質と
その背景にあるノンバーバルメッセージの威力を証明しています。

一説では人が発するメッセージのうち
93%がノンバーバルメッセージであるという研究もありますが
これは私の体感ではさすがに大きすぎます。

以前、まったく言葉を知らない国に
一人旅で長期滞在する機会があったのですが
この説のとおりノンバーバルメッセージが93%を占めていれば
「バーバル=言語」はわからなくても、9割以上は表情や声や動作で
その国の人々の意図をくみ取れるはずですが、実際にはいいところ
相手が親切か親切で無いかが判断できる程度でした。

と同時に考えてみれば
相手が「親切か親切で無いかを判断できる」というのは
生きる上ではかなり重要なことであり、この辺をプラスマイナスして
あえて私の体感値を数字にするとコミュニケーションの65%は
ノンバーバルメッセージに依存していることになります。

いずれにしろ「ノンバーバルメッセージ」は
コミュニケーションに含まれるメッセージ量において
相当に大きな割合を占め、かつ決定的な影響を与えることに
違いはありません。

そして…

このノンバーバルメッセージを「聞く」にはいわゆる「センス」が必要です。

ここでいう「センス」とは、
資質とか才能という意味ではなく
「感じる力」という程度の曖昧な言葉ですが、
ノンバーバルメッセージという「見えない情報」を「見る」ための
重要な要素です。

…(続く)

研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2008-06-17 23:27 | 黒木さんのコーチング

小さなコーチングの大きなポイント…「簡潔に話す」 4

ピッチャータイプについてですが
なぜ彼らは「聞く」より5倍「話す」のか?
(10倍あるいは100倍ということも…)
という視点で考える必要があります。

ピッチャータイプは
相手の話を聞き、自分が相手の話から
「影響」を受けることに恐怖を感じています。

彼らは基本的に
支配者←→被支配者の関係を作ることで関係の安定を図りますから
相手の話を聞き、その影響を受け、その関係に変化が生まれることは
自らの存在価値を破壊されかねない恐ろしい行為なのです。

その恐怖が背景となって
「ピッチャータイプ」は、自分に変化をもたらしかねない
新しい情報を遮断するために、すなわち相手の話を「聞かない」ために
「話し続ける」ことになります。

しかし「ピッチャータイプ」には、
話し続けることによって、逆に自分をより危険な状況に
追い込んでいることに気がついてないケースも見られます。

例えば、外部の環境が変化し
今までの行動パターンで適応できなくなった時
相手の話を聞き、認識を更新し、行動を変化させられない
「ピッチャータイプ」は急速に存在価値を失うことも多いのです。

ですからピッチャータイプに
コーチング的な意味での「話を聞く」能力を持ってもらうには

①「聞くべき話」と「聞くべきでない話」があることを知ってもらう
②「聞くべき話」と「聞くべきでない話」を区別してもらう
③「聞くべき話」を「聞く」重要さを理解してもらう

必要があるわけです。

意外に思われるかもしれませんが
ピッチャータイプとキャッチャータイプの不安感と恐怖心は
実は本質的には同じものです。

「話す」ことによって与える影響への不安感から
「聞く」ことに専念する「キャッチャータイプ」。

「聞く」ことによって受ける影響への恐怖心から
「話す」ことに専念する「ピッチャータイプ」。

「聞く」にしろ「話す」にしろそこには心理の根源から生まれる
不安感と恐怖心がありだからこそ「相手の話を正確に聞き取る」ことを
難しくしています。

コミュニケーションの不安感と恐怖心についてさらに言えば、
たとえば「大勢の人前で話す恐怖心」は、場合によっては
「死ぬことへの恐怖心」よりもまさると言われます。

人間がその脳の進化の過程で
より高度な協力関係を築く能力を持つ以前、
言いかえれば、人間がより「動物」だった時代には
「目立つ」ことはすなわち「死」を意味していました。

「目立つ」行動は
外敵の攻撃を受ける確率を飛躍的に上昇させ
それだけ「死」の危険性が高まったのです。

人間の脳は
「爬虫類脳」「動物脳」「人間脳」という分類が可能で
人間になっても失われていない人間脳より深いところにある「動物脳」が
「目立つ」行為への危険信号を生み出すのです。
だから「人前で話す」のは「怖い」のです。

考えてみれば
コーチングのトレーニングはそんなこんなの心理的課題を
乗り越えて身につけていく必要があるわけです。

あらためて

①正確な技術の伝達
②継続する仕組みづくり
③意欲に基づいた意志の育成

によって「動物脳」を飼い慣らすことの重要性を感じます。

…(続く)

研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2008-06-15 01:54 | 黒木さんのコーチング

小さなコーチングの大きなポイント…「簡潔に話す」 3

実は「簡潔に話す」トレーニングをしたいなと思っている
私の職場のスタッフ達の多くがこのタイプなのです。

基本的に話しを聞いてくれて嬉しいなという感じですが
そうとばかりは言えない課題点もあります。

彼らは基本的に「話を聞く」コンピテンシーをすでに備えています。
コーチがやるような、技術的に洗練されたうなずきや相槌、あるいは
視線や姿勢ではありませんが、彼らなりに気持ちが充分に伝わる話の聞き方をします。

ですから話を聞かれている方(…この場合私やスタッフですね)も
基本的には安心感を持ってコミュニケーションをすることができます。

ただ難しいのは
だからと言って彼らが「相手の話を正確に聞き取っている」
わけではないという点です。

キャッチャータイプは「相手との会話の内容」そのものよりも、
むしろその会話に対する「相手の反応」に焦点があたりがちです。

「自分の質問に相手は反感を持たなかっただろうか?」
「相手が自分に視線を合わせてくれないのはどうしてだろうか?」
「今自分の声は攻撃的すぎなかっただろうか?」
などなど…

心配のタネが尽きないわけですが
その中心にあるのは、「今自分は相手にどう思われているのだろうか?」
という不安感です。

その結果、
キャッチャータイプの視線はコミュニケーションの相手ではなく
自分の不安感に対して向けられてしまうのです。

ですからキャッチャータイプに
コーチング的な意味での「話を聞く」能力を持ってもらうには

①視線が自分に向かっていることに気づいてもらう
②視線を相手に向ける方法を学んでもらう
③視線が気にならない環境をつくる

ことが必要になるわけです。

…(続く)

研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2008-06-14 00:32 | 黒木さんのコーチング

小さなコーチングの大きなポイント…「簡潔に話す」 2

まず「相手の話を正確に聞き取る」について見てみましょう。

「相手の話を正確に聞き取る」能力は
コーチングの学習などで後天的に身につけない限り
個人の持っている「性格」に大きく左右されます。

ここで言う「性格」とは善し悪しではなく
単純に基本的なコミュニケーションのスタイルとして
「話を聞く」タイプか、あるいは「話をする」タイプかという区別です。

僕は野球になぞらえ
「話を聞く」方をキャッチャータイプ、
「話をする」方をピッチャータイプと呼んでいますが
「簡潔に話す」能力を成長させるためには、自分がどっちのタイプかを
自己認識しておく必要があります。

なぜなら
キャッチャータイプとピッチャータイプでは
学ばなければならないポイントが違うからです。
(なおキャッチャーとしもOK!ピッチャーとしてもOK!という性格は
どうなるのかという点ですがそういう人はすでにナチュラルにコーチなわけで
飛び級でコーチング卒業!です)

キャッチャータイプは
基本的には相手の「話を聞く」ことに安心を感じるタイプです。

視線を合わせる、相槌を打つなど、コーチとしての
重要なコンピテンシーを生まれつき持っているタイプですが
その心理面で配慮しておかなければならないことがあります。

キャッチャータイプは
自分の感情や意志を表に出すことに対して強い不安を感じやすく
その結果、「話を聞く」状態になっている場合が多いことです。

…(続く)

研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2008-06-13 00:30 | 黒木さんのコーチング

小さなコーチングの大きなポイント…「簡潔に話す」 1

8月の勉強会のテーマについて別の委員の方とやりとりがあり
「簡潔に話す」ことの難しさについて、あらためて考えさせられました。

確かにその通りで、例えば僕が今自分の職場のスタッフ、
特にリーダー的スタッフに、なんとか身につけてもらいたいのが
この「簡潔に話す」能力なのです。

「簡潔に話す」能力が無いと…

情報共有ができない
指導・教育ができない
ミーティングを促せない
コーチングができないからです。

そしてなにより
「目標の設定」ができないことになります。

スタッフにとっても
リーダーが現状を正確に把握しているか
そして目標に向けてどう行動すべきかを表現できなければ
そのリクエストに応えようがありまん。

ですから「簡潔に話す」ことは
リーダーには、必須といっていいほどの能力で、
だからこそなんとか身につけてほしいと思うわけです。が…

そう強く願いながらも「簡潔に話す」能力を
身につけることは、実はとても難しいことだと感じるのです。

コーチングの視点から見れば
「簡潔に話す」ためには、最低でも

①相手の話を正確に聞き取る
②相手の言葉以外のメッセージを聞き取る
③相手の話を要約する

という能力が必要です。
そしてこれらは、さらに

①「性格」
②「センス」
③「思考力」

という
ある意味、人間性そのものとも言える要素を
高度にバランスよく組み合わせなければ発揮できない
総合技術だからです。

…(続く)

研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2008-06-08 19:42 | 黒木さんのコーチング

小さなコーチングの大きなポイント…「目標を設定する」

8月の勉強会のワークリーダーを務めることになり、それ以来
「小さなコーチングの大きなポイント」についてとても気になっています。

「たとえ限られた時間のコーチングでも
そのコーチングによって具体的な成果を生み出ためには、一体何が必要なのか?」
というようなことが勉強会のテーマになるので、日頃のコミュニケーションでも
つい小さなコミュニケーションについて考えてしまいます。

僕の職場では
例えばミーティングの時間を、30分=1パック(ワンパック)という風に呼ぶようにしていて
これは要するに、「まずは30分というパッケージで課題解決を目指そうよ」
ということを意識してもらうための道具です。

逆に言えば、それ位意識づけしないと、果てしなくおしゃべりが
増殖していくだけで、課題解決全く無しということも多いということです。
(それはそれで、僕はなんとなく日々の淋しさがまぎれてOKなのですが
スタッフにとっては大迷惑です)

もちろん、より時間が必要な課題もありますから、2パック,3パック,へたをすると
6パック=3時間などというミーティングの設定もあります。

ところが…

これが、ほとんど時間内に終わらない。

おおげさでなく、10回中9回は時間内に終わらないという
おおごとになってるわけです。

そんなミーティングをやってる僕が、
「簡潔なコーチングで成果を出す」というような勉強会をリードして
いいのかということになるわけですが僕としては良しとします。

なぜなら…
「確かに9回は失敗している。しかし1回は成功している」から。
(情けない…でもコミュニケーションて結構そんなもんで…言い訳)

僕の情けなさはさておいて
時間内に完了するミーティングのポイントをあらためて振り返って見ると…
…うーん、なぜあのミーティングはきっちり時間で成果がでたんだろう…

まずは「目標」かな、と思います。
「そのミーティングの目標を設定すること」、
何はさておきやっぱりこれが最初だと思います。

目標の無いミーティングは存在しないはずなんですが
僕なんかは結構見切り発射で、「じゃコミュニケーションについて話そうよ」
とか始めてしまうことも多いわけで、楽しいことは楽しいが成果が上がったか
どうかはわかりません。(ほぼ間違いなくあがってない)

これが、例えば
「リーダーAさんの新人への指導をいかに向上させるか話そうよ」
という具合になってくるとスピードアップし始めます。

しかしまだ足りません。

「Aさんの指導の時の、表情と話し方を、いかに向上させるか話そうよ」
これでさらにスピードアップ。

そして
「Aさんの指導の時の笑顔を今の2倍、声の大きさを3倍(…大きすぎ)
にするために私達は何ができるか話そうよ」

このあたりまで来るともう時間内。
…結構窮屈な感じもしますけどね…

ポイントは…

単に目標を設定するだけで終わらないことです。
目標を設定したら、今度は目標を具体化すること。
そしてさらにその具体化した目標を簡潔な言葉で表現すること。

この
①目標を設定する
②目標を具体化する
③目標を簡潔な言葉にまとめる
という「目標設定の3つのポイント」がスピードアップの鍵のひとつのようです。

「オレは一体本当にそんなにミーティングをスピードアップさせたいのか」…
という根本的な自己疑問はさておいて、せっかくなので(何が?)
早速明日のミーティングとコーチングでテストしたいと思います。

研修委員:黒木雅裕
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by y-coach_net | 2008-06-07 22:10 | 黒木さんのコーチング

コーチングとは

コーチングとは

「会話を重ねることを通して、相手に目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標に向けての行動を促していくプロセスです」

図解 コーチングマネジメント 伊藤守著 より引用
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by y-coach_net | 2007-04-24 00:12 | 黒木さんのコーチング