「コーチはリーダーである。リーダーはコーチである」 ①
2010年 06月 01日
はじめに…「スティーブ・ジョブズはリーダーか?」
アップルがマイクロソフトよりも大きな企業になった。10年前には想像も出来なかったことだ。マイクロソフトは、世界一負けず嫌いで、おまけに世界一お金持ちのビル・ゲイツが率いる、はるか高みをあおぎ見るエベレストのような会社だった。
アップル再生のきっかけになったiPodは、最初とてもカッコの悪い機械だった。「あ、また失敗作を出した」…少なくとも僕はそう思った。ついこの前、最新型のiPodを見た。触って5分で「これがほしい!」と思った。今はほとんど音楽を聴くこともないのに…
スティーブ・ジョブズはアップルに復帰してから長い間、「暫定CEO」という中途半端な肩書きだった。一度失敗して追い出されたので、「ほんとに彼はリーダーなのか?」と会社は疑っていた。
復帰してすぐに、ジョブズはすべての商品を集めてスタッフに言った。
「私たちが最初にやるべき最初の仕事はなにか?」。続けて言った。「この役に立たないゴミくずたちをぜんぶ捨てさることだ」…この瞬間彼はリーダーとしてもっとも大切なことをした。そしてそれは彼とスタッフたちとの関係を永久的に決定した。
リーダーとしてもっとも大切なこと…それは、「私がリーダーである」ということを、目にみえる行動で、わかりやすい言葉で、スタッフに知らしめること。ジョブズは象徴的な言動で会社のすべてを新しくすると宣言した。スタッフはただついていくしかない。
スティーブ・ジョブズはやっぱりリーダーだった。
リーダーシップについて書こうと思う。何のために?リーダーシップに興味があるからだ。
と同時にコーチングについて書こうと思う。何のために?コーチングがリーダーシップを生み出すからだ。
人は他人に対して影響力を持ちたいと願う生き物だ。少なくとも僕はそうだ。だから僕はコーチングを勉強し、リーダーシップを身につけるべく努力をしている。
ではその成果は?仕事が成功しているかどうかは僕にはわからない。特に成功している実感は無い。また僕自身がそう評価してもあまり意味が無い。
では他人への影響力は強くなったか?…なった。職場のスタッフに限って言えば、5年前にくらべて10倍の影響力だ。それが僕の成長の結果だ。
だからあらためてリーダーシップを言葉にしたい。そして僕のリーダーシップのきっかけになったコーチングを語りたい。より強いリーダーになるために。より強いリーダーを育てるために。
【研修委員】黒木雅裕
アップルがマイクロソフトよりも大きな企業になった。10年前には想像も出来なかったことだ。マイクロソフトは、世界一負けず嫌いで、おまけに世界一お金持ちのビル・ゲイツが率いる、はるか高みをあおぎ見るエベレストのような会社だった。
アップル再生のきっかけになったiPodは、最初とてもカッコの悪い機械だった。「あ、また失敗作を出した」…少なくとも僕はそう思った。ついこの前、最新型のiPodを見た。触って5分で「これがほしい!」と思った。今はほとんど音楽を聴くこともないのに…
スティーブ・ジョブズはアップルに復帰してから長い間、「暫定CEO」という中途半端な肩書きだった。一度失敗して追い出されたので、「ほんとに彼はリーダーなのか?」と会社は疑っていた。
復帰してすぐに、ジョブズはすべての商品を集めてスタッフに言った。
「私たちが最初にやるべき最初の仕事はなにか?」。続けて言った。「この役に立たないゴミくずたちをぜんぶ捨てさることだ」…この瞬間彼はリーダーとしてもっとも大切なことをした。そしてそれは彼とスタッフたちとの関係を永久的に決定した。
リーダーとしてもっとも大切なこと…それは、「私がリーダーである」ということを、目にみえる行動で、わかりやすい言葉で、スタッフに知らしめること。ジョブズは象徴的な言動で会社のすべてを新しくすると宣言した。スタッフはただついていくしかない。
スティーブ・ジョブズはやっぱりリーダーだった。
リーダーシップについて書こうと思う。何のために?リーダーシップに興味があるからだ。
と同時にコーチングについて書こうと思う。何のために?コーチングがリーダーシップを生み出すからだ。
人は他人に対して影響力を持ちたいと願う生き物だ。少なくとも僕はそうだ。だから僕はコーチングを勉強し、リーダーシップを身につけるべく努力をしている。
ではその成果は?仕事が成功しているかどうかは僕にはわからない。特に成功している実感は無い。また僕自身がそう評価してもあまり意味が無い。
では他人への影響力は強くなったか?…なった。職場のスタッフに限って言えば、5年前にくらべて10倍の影響力だ。それが僕の成長の結果だ。
だからあらためてリーダーシップを言葉にしたい。そして僕のリーダーシップのきっかけになったコーチングを語りたい。より強いリーダーになるために。より強いリーダーを育てるために。
【研修委員】黒木雅裕
by y-coach_net
| 2010-06-01 12:44
| 黒木さんのコーチング