「コーチはリーダーである。リーダーはコーチである」 17
2010年 06月 26日
さて存在承認から見てみよう。
まずは「私はあなたがそこにいることを知っている」、のメッセージだ。
まずは、どんな承認がこれにあてはまるだろうか?そう、承認だ。
挨拶は、簡潔で使いやすい、代表的な存在承認だ。
「こんにちは」という言葉は、当然そこに相手がいることを知っていなければ言えない。
僕の職場では、この、「私はそこにあなたがいることを知っている」承認をより強化している。その日初めてあった時の挨拶は、お互い「名前を呼んで挨拶をする」ことに決めているのだ。
名前を呼ばれると、人は挨拶から逃げにくい。
自意識の強い人間はできれば挨拶を回避したい。コーチングの考えからすると、自分から会釈したり声をかけたりするわけだが、この「自分から」がくせものだ。相手が返事をしてくれなければ痛く自尊心が傷つくし、できればそんな状態に陥りたくなどない。
で、名前を呼んで挨拶するのだが、これには相手にその挨拶に答えざるを得ない心理状態をつくりだす。なぜならこの挨拶を無視するということは、相手に「私はあなたを無価値だと思っているぞ」というメッセージを送ることだから。悪くすると全面戦争だ。
みんな全面戦争は怖いから、リーダーが名前を呼んで挨拶すれば、スタッフはリーダーを認める挨拶をせざるを得ない。
【研修委員】黒木雅裕
まずは「私はあなたがそこにいることを知っている」、のメッセージだ。
まずは、どんな承認がこれにあてはまるだろうか?そう、承認だ。
挨拶は、簡潔で使いやすい、代表的な存在承認だ。
「こんにちは」という言葉は、当然そこに相手がいることを知っていなければ言えない。
僕の職場では、この、「私はそこにあなたがいることを知っている」承認をより強化している。その日初めてあった時の挨拶は、お互い「名前を呼んで挨拶をする」ことに決めているのだ。
名前を呼ばれると、人は挨拶から逃げにくい。
自意識の強い人間はできれば挨拶を回避したい。コーチングの考えからすると、自分から会釈したり声をかけたりするわけだが、この「自分から」がくせものだ。相手が返事をしてくれなければ痛く自尊心が傷つくし、できればそんな状態に陥りたくなどない。
で、名前を呼んで挨拶するのだが、これには相手にその挨拶に答えざるを得ない心理状態をつくりだす。なぜならこの挨拶を無視するということは、相手に「私はあなたを無価値だと思っているぞ」というメッセージを送ることだから。悪くすると全面戦争だ。
みんな全面戦争は怖いから、リーダーが名前を呼んで挨拶すれば、スタッフはリーダーを認める挨拶をせざるを得ない。
【研修委員】黒木雅裕
by y-coach_net
| 2010-06-26 01:28
| 黒木さんのコーチング