【コラム】…おなかがグーグル、アップル食べちゃうか? 15
2010年 07月 21日
その研究論文で、彼らはグーグルの本質を決定づける重要なことを書いている。
「検索は、広告などの商業主義から離れなければならない。でないと外部からの圧力で検索結果に歪みが出る…」
彼らは資本主義にとらわれないビジョンでグーグルをスタートした。
20世紀型の「無料サービス」のように、後からお金を取るために「無料サービス」を始めたわけではない。むしろ無料でなければ自分のビジョンが追求できなかったのだ。
その「天才ゆえの無邪気さ」がグーグルユーザーの「無意識の共感」の源泉になった。
グーグルの最初の数年は、びっくりするほど利益を考えていない。
株主に利益を強制されないような株を発行して非難を受けたり、倒産寸前になるまで経営の専門家を雇うことを拒否したりしている。
そして皮肉なことに、このグーグルの「天才ゆえの無邪気さ」こそ、グーグルユーザーとしての僕の不安のポイントなのだ。
【研修委員】黒木雅裕
「検索は、広告などの商業主義から離れなければならない。でないと外部からの圧力で検索結果に歪みが出る…」
彼らは資本主義にとらわれないビジョンでグーグルをスタートした。
20世紀型の「無料サービス」のように、後からお金を取るために「無料サービス」を始めたわけではない。むしろ無料でなければ自分のビジョンが追求できなかったのだ。
その「天才ゆえの無邪気さ」がグーグルユーザーの「無意識の共感」の源泉になった。
グーグルの最初の数年は、びっくりするほど利益を考えていない。
株主に利益を強制されないような株を発行して非難を受けたり、倒産寸前になるまで経営の専門家を雇うことを拒否したりしている。
そして皮肉なことに、このグーグルの「天才ゆえの無邪気さ」こそ、グーグルユーザーとしての僕の不安のポイントなのだ。
【研修委員】黒木雅裕
by y-coach_net
| 2010-07-21 21:18
| 黒木さんのコーチング