山口チャプター ZOOMセミナーを開催しました
2021年 07月 21日
日本コーチ協会山口チャプター主催 オンラインコーチングセミナーを
7月18日に開催しました。
コロナ禍にあり、ZOOMを活用して
アンコンシャスバイアスをテーマにしました。
年に3回。トレーニングを主体とした勉強会を開催している我がチャプター。
やっと1回目を開催することができました。
運営役員含め12名で学び合いました。
アンコンシャスバイアスは、無意識の偏見と訳されます。
人が知らない間に身に付けているこだわりで
それを持っていることは何ら問題なのですが
ふとしたときに、人との会話の中でそのこだわりに反応し
しらないうちに相手を傷つけてしまっているかもしれない。というものです。
例えば。私の失敗例です。
建築業の現場監督の研修会に、若い女性が1人で参加をされていました。
休憩時間に
「女性だから、現場で男性たちをまとめるのは大変でしょ?」と声をかけたことがありました。
その方は、表情を硬くして
「私の現場では、私が女性だというのではなく、現場監督だと思って関わってくれています。」
とおっしゃって、その後は下を向いて受講されました。
私の中で、建築現場監督は男性だ。というアンコンシャスバイアスがあったから
それを無神経に口に出し、傷つけてしまったことで
コミュニケーションを取れなくなったのでした。
今回もセミナーでも
アセスメントを使って、自分のこだわりを知ること方スタートしました。
それをブレイクアウトルームでペアワークをして
お互いの違いを話し合っていただきました。
その後、ではどういう対応法があるのか。など
アットホームな雰囲気のなか、シェアリングをしあい
自分の生きてきた道を大切にしつつ、
自分の価値観を人に押し付ける危険性を振り返る時間となりました。
「今日は久しぶりに温品先生のお話しを聴きつつ、皆さんともお話出来て沢山の気づきをいただきました。
オンラインでここまでコミュニケーションが取れるなんて。」
「私の今のテーマを話せたこと、またみなさんのテーマを聞かせていただくこと
やっぱりコーチングセミナーならではですね」
と大好評でした。
私は講師として話すことを専門にしていますが
WEBに関しては、素人同然。
運営スタッフの浦川さんがずっとサポートをしてくださいました。
急遽のトラブルにも穏やかにスムーズに対応していただけるので
どれだけ安心して、進行できたか。
また、今回は、本当に久しぶりに創設スタッフでもある黒木さんも
参加してくださいました。
いつもどおりのスタイリッシュな会話と分析力豊かなフィードバック。
さすがだなあという思いがあふれました。
私もブレイクアウトルームに入って参加者になったのですが
その黒木さんから、
「温品さんは、現場の人。ですね。
プロ野球の野村監督が、「生涯一捕手」と言っておられたけど
温品さんにぴったりの言葉です。」と言われました。
自分の年齢、体調、職場での立場などを考えて
自分の身の振り方を考えることが多くなっていたのですが
「生涯一講師」
私は人に何かを伝えて、喜んでもらうことで喜びを感じる。
この仕事が好きなんだな。
この仕事をし続けたいんだな。
自覚できた時間でもありました。
次回は、秋に開催します。
そのころには、コロナも収まっていたらいいなぁ。
皆さんに会いたいです。
秋にまたお誘いします。
オンラインかもしれませんが、ぜひ、一緒に学びましょう。
参加してくださった皆さん。本当にありがとうございました。