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小さなコーチングの大きなポイント…「コーチングの流れ」 1

極論すればクライアントとの間に「良質なコミュニケーション空間」をつくり、「目標を明確に設定」して対話を始めれば、そこには自然にコーチングが生まれます。

もちろん「いかにして良質なコミュニケーション空間を作るか」また「いかにして明確な目標を設定するか」ということこそ難しいテーマであり、ですから「聞くこと」や「質問の仕方」「フィードバック」や「承認」などのコーチング技術の習得が不可欠になるわけです。

それらの技術の中でも、僕が関心を持って学んだのが「コーチングの流れ」です。「コーチングの流れ」は対話における6つのステップを意識してコミュニケーションを行い、普通の会話を、成果を生み出すコーチングに変換する枠組みです。

クライアントの資質、性格、コミュニケーションのスタイルやコーチングのテーマまたは目標の種類や高さなどコーチングで展開されるコンテンツは多種多様です。

ピッチャータイプやキャッチャータイプ、その言語や非言語のメッセージなどの多様性に引きずられ、今ここで何を話しているか、そしてこれからどの方向に進むべきなのかなどその瞬間のコミュニケーション空間の中でコーチは迷子になりがちです。

「コーチングの流れ」は、コミュニケーション空間の中で迷子になったとき、あるいは迷子になりそうなとき、そして迷子にならないためのの羅針盤です。

目標の達成という終着点に向け、今自分はどこにいるか、そしてこれからどこに向かうべきかを

①コーチングの準備
②現状の明確化
③目標の明確化
④課題の分析
⑤行動の決定
⑥コーチング後のサポート

という6つのステップで確認してくのです。

…(続く)

研修委員:黒木雅裕
by y-coach_net | 2008-07-12 18:49 | 黒木さんのコーチング

ブログ… 「コーチはリーダーである。リーダーはコーチである」


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