今日を生きるコーチングの言葉 4
2008年 09月 16日
「ノーと言えたらどんなにか楽だろうに」
…作家 色川武大の言葉。別名、阿佐田哲也。戦後の混乱期のギャンブラーの生き様を描いた「麻雀放浪記」が有名。その魁偉な容貌に反して、無類の人懐かしい性格だったようで、彼の家は四六時中来客にあふれていた。彼に「甘えて」真夜中に遊びに乱入していた井上陽水曰く、「いつも僕は色川さんの前ではだまっていました。なぜならなにを言っても自分という人間がみすかされるような感じがして」…実際色川さんは他人に自分の正体をつかませない、にも関わらず多くの友人に親や子のように慕われる、特異な性格の持ち主だった。おそらく彼自身「強烈な寂しがりや」で、だからこそ「雀聖」とまで言われるギャンブラーであったにも関わらず、結局作家を最終的な生業として、その「寂しさ」を読者と共有しつづけたのだろう。「麻雀放浪記」の冒頭、読者を、この規格化された平成の社会から一気に戦後の混沌世界に跳躍させる無類の表現はまさに「ギャンブル」。「怪しい来客簿」「狂人日記」等。
研修委員:黒木雅裕
…作家 色川武大の言葉。別名、阿佐田哲也。戦後の混乱期のギャンブラーの生き様を描いた「麻雀放浪記」が有名。その魁偉な容貌に反して、無類の人懐かしい性格だったようで、彼の家は四六時中来客にあふれていた。彼に「甘えて」真夜中に遊びに乱入していた井上陽水曰く、「いつも僕は色川さんの前ではだまっていました。なぜならなにを言っても自分という人間がみすかされるような感じがして」…実際色川さんは他人に自分の正体をつかませない、にも関わらず多くの友人に親や子のように慕われる、特異な性格の持ち主だった。おそらく彼自身「強烈な寂しがりや」で、だからこそ「雀聖」とまで言われるギャンブラーであったにも関わらず、結局作家を最終的な生業として、その「寂しさ」を読者と共有しつづけたのだろう。「麻雀放浪記」の冒頭、読者を、この規格化された平成の社会から一気に戦後の混沌世界に跳躍させる無類の表現はまさに「ギャンブル」。「怪しい来客簿」「狂人日記」等。
研修委員:黒木雅裕
by y-coach_net
| 2008-09-16 23:09
| 黒木さんのコーチング

