挨拶論 (18)
2009年 04月 07日
③の「お世話になります」というのは不思議な言葉だ。
親しくもないが、疎遠でもない。またどちらかと言えば私よりも公の関係で、だからといってあまり疎遠にしたくない相手がいたとき、そのとき「お世話になります」が登場する。
ちょっとした利害関係があるわけである。仕事を通じて知り合う人間の多くは、この「ちょっとした利害関係」でつながっているのだ。
もちろん「こんにちは」でもいいのだが、それだとわずかに「近すぎる」ことになる。近づきすぎると、取引への客観的な対応がちょっとやりにくくなる。
ところがなぜか僕はここで「こんにちは」と言いたくなるのだ。「どうも」や「おつかれさま」や「お世話になります」より「こんにちは」。
ちょっと短く軽めに言う場合が多いけれども、どうも「こんにちは」から始めないとなぜか不安になるのだ。たぶん僕は「ちょっとした利害関係」を「ちょっとした人間関係」にしたい人間なのだろう。
だから職場でも僕はそうしているし、職場のスタッフも自然その形を踏襲することになり、結局それが職場の特徴になっている。
…研修委員:黒木雅裕
親しくもないが、疎遠でもない。またどちらかと言えば私よりも公の関係で、だからといってあまり疎遠にしたくない相手がいたとき、そのとき「お世話になります」が登場する。
ちょっとした利害関係があるわけである。仕事を通じて知り合う人間の多くは、この「ちょっとした利害関係」でつながっているのだ。
もちろん「こんにちは」でもいいのだが、それだとわずかに「近すぎる」ことになる。近づきすぎると、取引への客観的な対応がちょっとやりにくくなる。
ところがなぜか僕はここで「こんにちは」と言いたくなるのだ。「どうも」や「おつかれさま」や「お世話になります」より「こんにちは」。
ちょっと短く軽めに言う場合が多いけれども、どうも「こんにちは」から始めないとなぜか不安になるのだ。たぶん僕は「ちょっとした利害関係」を「ちょっとした人間関係」にしたい人間なのだろう。
だから職場でも僕はそうしているし、職場のスタッフも自然その形を踏襲することになり、結局それが職場の特徴になっている。
…研修委員:黒木雅裕
by y-coach_net
| 2009-04-07 22:44
| 黒木さんのコーチング